この間、嫁がテレビを見ながら「最近よく、五十年に一度の、ってよく聞く」と言うのを聞いて、はっとしました。僕もそう言われて気が付いたのですが、「五十年に一度の大雨」「五十年に一度の大雪」等、大抵何がしらの災害警報も含んで、アナウンサーや気象予報士が口にするようになった気がします。
いかにも警戒が必要な天候、といった言い回しで、これはテレビ局でとりきめた「はやり」か何かだろうか、等と思っていたら、気象庁が正式に決めていた表現でした。
「50年に一度の値」とは?
気象庁は、平成3年以降の観測データを用いて、50年に一回 程度の頻度で発生すると推定される降水量及び土壌雨量指数の値「50年に一度の値」を求め、これを大雨特別警報に用いてい ます。
過去50年の間に実際に観測された値の最大値というわけではありません。 この「50年に一度の値」は、日本全国を5km四方に区切った 領域(「格子」と呼びます)ごとに算出してあります。
格子ご とに算出した値を次頁以降に図示します。この値は毎年更新し ます。 予想される大雨により「50年に一度の値」以上となる格子が いくつ出現するかを、大雨特別警報の指標としています。
このため、ひとつの格子の「50年に一度の値」の大小が特別警報の 発表判断に大きく影響するものではないことにご留意ください。 府県程度の広がりの領域を大まかに見て、どの程度の大雨で特 別警報になるのかをイメージして下さい。
「気象等の特別警報の指標」気象庁より引用
ここ数年、毎年の様に過去例に無いような災害が起きるようになりました。特に多いのが水害。そして太平洋側に多い、火山の活発化と地震。いずれも日本だけでなく、世界中でよく目にするようになりました。
いつ何が起きるか分からない事を心配しても始まらないので、あまり気にはしていないのですが、いつ非常事態になってもいいように、とりあえず1週間分程度の食糧は備蓄しようと思いました。
時代劇セレクション第二弾!
いつもブログランキングへのクリックありがとうございます!
とても励みになっておりますので、よろしかったらポチっとお願いします!
コメント
コメント一覧 (3)
ワハハハ…。
私もまったく同じこと感じていました。「なに、50年に一度?」「じゃあ、100年に二度かよ」と意味のないようなことを心の中で毒づいていました。
これからは同じ所で繰返し脆弱な土地が被災する可能性がありますね…
今年はは宮城の親友の実家近所の川が決壊したニュースに肝を冷しました。
こういう時は遠方の友人レベルの人が安否確認の連絡は控えるべきとのこと。
被災した人が現地で生き延びる為に携帯の電池を確保するためです。
現地では救助要請や避難情報の収集、家族と連絡取り合うのが最優先。
東日本大震災の経験者達がそう教えてくれました。
地震や火山は防ぎようがないけど、異常気象の干ばつや豪雨、竜巻等は環境破壊した人間のせいなので人災だと思っています。
20年以上前に「平成狸合戦ぽんぽこ」を見て号泣して以来、人間の罪深さを思い知りエコに邁進しています。
まだまだ頑張り足りないですけどね!!